人気ブログランキング | 話題のタグを見る

少しずつ…春の色が(^-^)

少しずつ…春の色が(^-^)_f0061067_21423698.jpg

 2月も、もう終わり・・・あちらこちらに、春の色が・・・。
 蝋梅・・・紅や白の梅・・・(^^)

 24日(火)からはじまった川西市議会。
 今日から、市長の施政方針に対しての、それぞれの会派の総括質問がはじまりました。

 私は、来週一般質問・・・4日(水)の午後かなぁ・・・。
 大きく3つのことで、質問(提案)をします。

 2009年 3月 定例会  一般質問(要旨)    黒田みち

1、川西市の「公的保育」を堅持することについて

 平成21年度、大塩市長の施政方針の「笑顔・ときめき・川西プラン」の重点施策では、第一番目に「次代を担うこども達が健やかに育つ環境づくり」が、あげられています。
 主要施策、「子育て支援」では、子育てや仕事との両立を支援する「次世代育成支援対策行動計画」の後期計画の策定、保育所の整備計画や、保育所への支援などの取り組みをすすめられようとしています。

 こどもの育ちや、保護者の就労を保障することにかかすことのできない市内保育所(公立9ヶ所・民間認可園5ヶ所)では、今年度4月1日時点、新基準で3人、旧基準で31人の待機児童がおり、そのほとんどが、0歳児・1歳児・2歳児という「3歳未満児のこども」になっています。
 今年1月1日時点でも、昨年6月から新しい民間保育園が増えたにも関わらず(計15認可園・定員1110人)、新基準で35人、旧基準で106人のこどもが待機になっており、その内、未満児は、新基準で、33人、旧基準で、102人という実態になっています。
 最近の厳しい社会・経済状況もあって、働く保護者がどんどん増え続けています。
 所得に応じて保育料が設定される認可園に入所できない場合は、定員に空きがでるまで無認可保育所や保育ママなどで保育をしてもらいますが、保育料が一律で高額なため、保育所に入らず、職場やその日その日を綱渡りのような生活状況で、認可園の入所を待っているお宅もたくさんあります。
 特に、市内では、0歳児~2歳児の入所児童数枠が少ないため、年度途中だけでなく、今年度のように4月1日でも入所できない場合が数多く起こっています。
 市立栄保育所では、「廃園」が決まり、今年度から1歳児の受け入れをやめています。また、平成21年度は、2歳児の受け入れをしません。
 しかし、この社会状況下では、3歳未満児の受け入れを休止するのではなく、3歳未満児の受け入れを行うこと、また、「廃園」を決めたものの市内で、待機児童が解消できない間、「分園」としてこどもの受け入れをすべきだと考える立場で、4つのことを質問します。

①「栄保育所」で、3歳未満児の受け入れを行なうことについて
②「栄保育所」を分園として、こどもの受け入れを行なうことについて
③待機児童の件などのことだけではなく、川西市としての「公的保育」の考え方について、また、「公的保育」を堅持するための具体について
④新「保育指針」の内容を具体化させていくことや、真の地域の子育て拠点としての保育所整備をすることの計画(地域間格差を是正することも含め)について
 

2、高齢者(障がい者)から、医療や介護を奪わないことについて

 「後期高齢者医療制度」が、昨年4月からはじまり、もうすぐ1年になります。1ヶ月15000円以上というわずかな年金から保険料の天引き、「後期高齢者医療」の導入など、国民皆保険制度の解体であり、差別医療の導入など、いのちに格差がつけられる・・・と全国で「廃止」を求める声が広がり、3月3日現在、全国で、667の自治体から国に対し「廃止を求める」意見書があがっています。
 保険料を1年滞納すると「資格証明書」の発行。川西市内では、「保険料滞納」の方が、昨年お聞きした時点で、287人。
今まで、高齢者や障がいをもった方は、病気になりやすい、重度化、長期化しやすいといった特性のため、医療機関での10割負担になる「資格証明書」の発行は行なわないこととしていました。
 しかし、「後期高齢者医療制度」は、保険料を1年以上滞納した場合、原則として「保険証」の返還、事実上「無保険」の状況に追い込まれます。(障がい認定を受けた65~74歳で、後期高齢者医療に移られた方も同じです。)
 また、市内「介護保険料」の滞納者は、平成19年度の収納状況でみると542人。保険料滞納後1年で、サービス利用料10割負担をして償還払いになることから、実質的に、介護から外れることになります。
 自治体の責務として、高齢者や障がい者から、医療を奪うことがないよう、また、必要な介護を受けることを堅持すべきという立場で、2つの項目で質問をします。

①「保険証」を取り上げないことについて
②市としての、高齢者や障がいをもった方の「医療」や「介護」を守るための具体的な手立てについて


3、「国崎クリーンセンター」建設に関わる「恐喝未遂事件の供述記録」に対する市の対応姿勢ついて

「国崎クリーンセンター」建設に関わり、地元対策を引き受けるために創設された会社の役員と政治団体幹部が、建設を請け負っている企業を相手におこした「恐喝未遂事件」は、平成19年12月3日付けで起訴、平成20年5月13日宣告、同28日、刑事事件として確定しています。
 供述記録には、「入札前に、受注企業が決まっていたこと」「入札前に、2回に渡って受注企業から計3000万円のお金が渡っていたこと」「地元対策費やコミッション料として1億3000万円のお金が支払われていたこと」「これらのお金を捻出する時は、帳簿上、2、5倍のお金を計上する・・・」といった発言が記されています。
 「国崎クリーンセンター」は、構成する1市3町で、それぞれの負担金を払うことになっています。そこで、負担金の約7割を支払う川西市としての考え方を伺います。

 ①「恐喝未遂事件」における「供述記録」の内容について川西市としての考え方、今後の取り組みについて
 ②川西市として「施設組合」の契約に関して、十分な対応(チェック)を行なったかについて

 以上が、最初の質問内容です。

by kurodamichi | 2009-02-27 21:42 | Trackback | Comments(0)
line

川西市議会議員   黒田みち    活動報告と日常 & つぶやき          (^ー^) (^0^) (^ー^)


by 黒豆ちゃ
line
カレンダー