赤字覚悟の病後児保育・・・応募する法人があるだろうか?
ヒラヒラと舞う雪
明るい陽光の中を舞う
昨日から市役所1階ギャラリーで展示されている市内中学生の作品
いつも「アイデア」がすごいなぁ・・・って思う
今日は厚生常任委員協議会(吉富議員欠席)
市内はじめての「病後児保育」実施のための公募について
驚いたのは
公募に応募できる法人は現在園を運営している4法人のみ
市立栄保育所(廃園)の土地 約800㎡
半分を「病後児保育・分園(乳幼児)・地域連携室」に
半分を駐車場にする予定・・・と
土地の賃借料は路線価の1%(年間25万円)6年間、その後2%
建物などの除却を法人に求めること
病後児保育の定員は3人以上
対象はおおむね1歳からおおむね10歳
地域連携室を設置すること
0~2歳児受け入れの分園設置
病後児保育の負担はひとり2000円程度
全国的に病後児保育は「赤字」が6割を超える
国の制度変更後は8割赤字とも言われている・・・
赤字の原因は人件費の負担
保育士や看護士配置(国の補助は微々たるもののため、実施する自治体や法人負担に頼っている現実)
利用率が低い・・・なども影響している
「安全性」の担保のために「預けたい」けれど預けられない現状
感染予防を含め
リスクが高い・・・
コストも高くなる・・・
全国的に広がらない原因は「やれ」と言いながら「国の補助金が少ない」こと
「赤字」運営解消のために市としてどう具体的に支援するのか?の問いに
「国からの補助金がある。
本園の経営と財務の状況で選考。
法人と協議していく・・・」を繰り返すばかり
市としてはじめての病後児保育の実現
民間園や公立園の知恵と力を十二分に借りていいものを作ればいいのに・・・
今回の事は何も知らせていない
「議会優先」と言う・・・質問を受けて意見を聞いて・・・と言いながら来週から公募議会で説明をした・・・という既成事実だけができあがる「理不尽さ」
今日議会で説明
土日・(月)祝日・・・
来週火曜日から公募・・・
たった4法人
たったひとつの法人の「病後児保育」にしてしまってはいけない
川西市の病後児保育の拠点に
お手本にしていかなければならない
こども達に最善の利益を・・・
川西市の保育の長い歴史・実績を
オンリーワンの保育環境を生かすべき
「庁内協議が整った
決歳した・・・」を繰り返す答弁
市の補助(赤字等への対応)の具体を決めること
設置場所の道路の拡張を含め
リスク管理の撤底を・・・
火曜日からの公募ではなく時期をずらすべき・・・と主張したが
「変えない」・・・
赤字覚悟で「病後児保育」に応募するだろうか?
「財政力」のある法人しかできない
もしくは・・・?
病後児保育と
0~2歳児15~20人の分園保育
危機管理
リスク管理をしっかり行わないと大変なことになる・・・
こども達の健やかな成長を願って
知恵と力の結集をしなければならない
現場の実態と声をしっかりと受け止めながら・・・
子育て環境の安心・安全・・・
言葉だけではなく
実践を
リスクの高い「病後児保育」
赤字覚悟の保育を民間に委ねてはいけない
委ねるならば「最善のリスク回避策」の実施を・・・
病児保育施設は7割以上が赤字運営で保育所に比べて看護師や保育士が手厚く配置されていますが、季節によって利用者の増減があり、地方などで経営が難しくなっているみたいですね…。
最低維持費を補填した上で逆に利用者が増えた段階で超過分を返金してもらうなどの仕組みづくりが必要ですね…。
明日の夜のお出かけ気をつけて行ってきて下さいね。(^O^)
すべてこども達に返っていくことですから、しっかり対策をしてほしいです。メニューだけある・・・では困りますから。
明日はいろいろバタバタしますが、最後は西宮。県自治労連の旗開きに参加する予定です(^-^)