ふれあいプラザ4階にボランティアの拠点ができました。
今日、ふれあいプラザ3階、4階…福祉の拠点の開所式が行なわれました。
3階に、社会福祉協議会
包括支援センター(介護)
障害児(者)地域生活・就業支援センター
4階に、ボランティア連絡協議会
川西市として、はじめての福祉の拠点になります。「やっと、1歩進んだ。」とお話をされていましたが、本当にはじめの1歩です。18年かかった・・・と。
「総合福祉会館」の建設をずっと要望されている経過を私も聞かせていただいています。いろんな、審議会・協議会の傍聴で、切なる思いを聞かせていただくこと、地域の中でも、声を聞きます。
もっともっと以前から、様々な取組をされています。
この間、国の社会保障の政策がどんどん悪くなり、国の予算削減を目的にしていることもあって、社会保障制度から、どんどん国民を落ちこぼしています・・・。
障害をもった方、そのご家族、関係者の方々の願いはより、切実になっています。
私は、「総合福祉センター」が「旧桜ヶ丘幼稚園跡地」にできるかと期待していました。
まだまだ十分使える建物でしたし、すぐ横の公園も活用できる、駅からも近い、介護の包括支援センターが入っているなど様々な条件がそろっているなぁ・・・と思っていましたから。
でも、そこには、民間保育所が建設されることになりました。
「なんで?保育所の密集地にまた、保育所?」
「1900万円の解体費用は川西市持ち。」
「幼稚園の補助金を1100万円国に返金することまでして・・・。」
「民間保育所に、約2億円の土地を3年間無償貸与。なんで、そこまでして?」
何より、そのために、「包括支援センター」はふれあいプラザに引越。そのために、ふれあいプラザから、「教育情報センター」は拡充ということで、民間会社(川西市の第3セクター)パルティかわにしに引越。その部屋代だけで、年2300万円を超えます。敷金や改装費用はいったいどれくらいになったのでしょうか?
パルティは、他の事業者に違約金を支払ってまで、「教育情報センター」を入れています。
川西市は、毎年、8億円ほどの短期貸し付けを繰り返しています。
元助役に退職慰労金が支払われていることもこの間、お伝えしてきました。
「福祉の拠点」はできた・・・その点だけみれば、少し前進かもわかりません。
でも、市として総合的にみて、税金の使い方や施策の中身をみても、全然納得できません。
なんで、「福祉」の拠点が、3階や4階なの?
改装が行われたとはいえ全然十分ではありません。
トイレで、おしめを替えたり、シャワーが使えるようにもなっていません。
トビラ幅も車イスで、ギリギリ・・・。
駐車場から、建物に入るのも大変です。
エレベーターも従前のまま・・・。
元気な人間なら移動ができるかもしれない・・・でも。
障害をもった方が、自立できるように・・・国の施策はそのように方向性を持っているはずです。
開会の記念にと、津軽三味線やマリンバのすばらしい演奏が行われました。本当に素敵な演奏に心もなごみましたが・・・。
ぜひ、雨が降っても駐車場から濡れないで建物に入れるようにしてください。
トイレで、温水が使えるようにしてください。
少数かもわからないけれど、切実な声。その実現に力を尽くしてください。
行政の責任。
私達、議員の責任。
税金の使い方とその使われ方、中身。
改めて考えさせられた「開所式」でした。
施設面でのいたらなさは、きっと、人の温かさがカバーしてくれるのでしょうが・・・。
3階・4階になってしまった・・・だから、もっと、ていねいに施設を使いやすくしてください。
やさしい町になっていきたいです・・・本当。