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ごみ焼却場の建設地の価格は…?大阪高裁で、裁判(-"-;)

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 今日は、大阪高等裁判所で、購入土地価格の不法性の裁判です。

 1市3町の広域ごみ処理施設組合の側は、「1円でも安く買った。適切な価格である・・・。」と言う。そして、鑑定士さんも「山林としての適正な価格」だと言っている。神戸地方裁判所では、「この価格は、違法とまではいえない・・・。」と、住民の側の要求「高く購入すすぎているのはm税金のむだ使いである。」という意見を「棄却・却下」とした。

 住民の側の鑑定士さん(土地鑑定士で、弁護士もされている。京都ぽんぽん山の裁判でも土地鑑定をされた方)は、この土地の価格を約2億円とされた。(実際は約10億円で購入)それを受けて、住民の方々は、神戸地方裁判所の「違法ではなく、適正価格だ。」という判決には、不服として、大阪高等裁判所に提訴。

 しかし、残念ながら、住民側の要求する証人尋問は行われず、9月18日木曜日午後1:00からの判決となった。

 この種の税金の使われ方は、異常である。巨大開発プロジェクトなどは、より異常である。国の方針のままで、巨大な焼却炉を建設する。費用が適正かどうか・・・チェックできない・・・言われるがままの「価格」がまかり通り、建設するためならば・・・「適正な価格」になるのである。
 だから、談合や癒着など政治を腐らせている大きな要因になっている。
 けた違いの税金投入だけに、住民のくらしのための税金投入を食いつぶしていく形になっていく可能性がある。

 かたや、施設組合は「適正価格(㎡3300円~8300円)」だといっているが、当の川西市では、「あの価格は、建設するために、必要な価格で購入している。」という。なぜなら、その地域の山林の価格が正当な価格である(1㎡19円)としている・・・。

 施設組合の鑑定士さんは、「山林として、適正」だという。
 この矛盾は、どこから生まれる?
 行政の側のこの矛盾をどう、裁判所は整理をする?
 ㎡19円と8300円の開きは、余りじゃないか・・・。

 今、神戸地方裁判所で行われている「施設建設の費用が高額すぎる」裁判も含め、あまりにも、住民不在ではないか。

 何はともあれ、被害を受けるのは、住民なのだ。
 税金をムダなく使ってもらったら、もっと、違う施策ができる。
 住民の願いがもっとかなう。

 住民の声をしっかり聴いて、この国の「腐った税金の使い方」にメスを入れてほしいものだが・・・。

 財政が厳しい・・・口癖のように言うのだから、なおさらである。

 

by kurodamichi | 2008-06-20 01:53 | Trackback | Comments(0)
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川西市議会議員   黒田みち    活動報告と日常 & つぶやき          (^ー^) (^0^) (^ー^)


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