国崎クリーンセンター、今日15日から・・・着火
猪名川上流広域ごみ処理組合議会 (2008年11月より・・・)
・・・施設組合排ガス基準を守れない件について・・・
2008年
11月11日(火)議会後・・・説明会(非公式)
①10月17日環境保全委員会において「炉立ち上げ・立ち下げ時において、施設組合基準を超える排ガスが発生するのではないか」との指摘があった。
②湿式排ガス処理システムでは、「立ち下げ時は、蒸気の熱が確保されているため問題はないが、立ち上げ時(2時間)には基準を超える排ガスの問題がある」こと。
「解決策として、新たに「乾式排ガス処理」のシステム導入・金額も含めて企業と協議している」という説明がされる。
問題点・・・①組合は、当初から「立ち上げ時に排出基準を超えることがわかっていたにも関わらず、保全委員からの指摘がなければ「不十分だが、やむをえない」と容認していたこと。(企業とは、コンタクトを取ったが、「無理」といわれている。)
②当初契約内容で、「排出基準を遵守することは当たり前のこと」なのに、新たな設備投資のための金銭的負担を「組合側」がすることも含めて協議することは納得できないこと。(一貫して契約金額が類似施設より高額なのは、この施設の排ガス基準が高度だから・・・と説明をしてきた。)
(仕様書において、「立ち上げ・立ち下げ時の基準遵守」は書かれている。)
③「このような大切な問題を議会後の非公式の説明の場(議員のみ)で報告だけおこなうことの問題。
11月21日(金)議員総会
①組合の不手際についての謝罪・経過説明の後、「6時間の空だきを延長すれば、蒸気が確保できるので、排ガス基準を超えるなどの問題はなし。その事による費用負担はなし。」と報告。
②「前回の説明となぜ、違うのか。」との疑問に「乾式でも基準値は守られなかった。やらないよりマシ。」と答弁。「6時間の空だきならば基準は守られる。」と説明。
問題点・・・①組合が、企業のいうままに推移している問題。
(課題) ②6時間の空だきを行うことによる炉への負担の問題や稼働後のコストの問題。
③組合として、これらの問題を受けての試運転後の、「管理・監督」のあり方、情報公開や住民への説明のあり方の問題。
*「組合施設の(湿式有害ガス除去装置)設計値」や「排ガス濃度表示盤」の詳細については不明のため、後日報告。
12月 4日(木)説明会(川西市)(非公式)
①資料において、「経過説明」
「空だき」は「暖機運転」と変更。連続22時間の暖機運転後「ごみ投入」。排ガス基準は超えない。
②ただし、「暖機運転」は天然ガス使用のため、燃やす時に空気中の窒素が酸化するため、組合基準を超える「排ガス」が出る(国の法規制は大きく下回る窒素酸化物)
③この説明会を終了後、「試運転」をはじめたい旨の提案がされる。
問題点・・・①説明するたびに「内容」が変わること。一貫性のなさや説明
(課題) 内容への不信感。
②公の場で、全てを公表しょうとする姿勢の欠如。
12月 8日(月)議員総会
①資料による説明。「ごみ投入後の排ガス基準は守られる。」ことの確認。
②1市3町に対してはもちろん、地域の住民に対しても全てを明らかにし、情報公開し、説明をすることの確認。
課題・・・①今回の排出ガス基準の件だけでなく、これから試運転、本格稼働においても、住民の安心・安全を堅持し、すみやかに情報開示・発信していくこと
今後の予定・・・12月15日夜~
助燃・再燃バーナー着火
17日昼~
ごみ投入
(はじめての立ち上げにつき、耐火レンガ等を十分乾燥させるため、今回限り、暖機運転は40時間程度)