「国崎クリーンセンター」今日、竣工式
試運転の後、4月から本格稼動が始まります〔予定〕。
私が、初めて議員になった時(H14年10月末)、ちょうど、「地域の都市計画決定」「どんな炉にするのか?」と大詰めの時期でした。
様々な審議会や協議会、検討委員会・・・と傍聴に入り、「なぜ?」「どうして?」ばかりでした。
地元周辺の方々が、「建設反対」の旗をかかげ、軽トラックなどで、市役所の周囲を回っておられました。
施設組合のいう「地元」とは、地権者の方のことでしたが。
周辺には、住民は、居ない・・・と、どんどん計画をごり推し、進めていきました。
なぜ、広域?
どうして、一庫ダムの上流?水の安全は?
日本一の里山・・・テングコウモリやヒメボタルなどの稀少生物や稀少植物は?
鉛や銅の汚染は?掘り起こして大丈夫なのか?
逆転層は大丈夫なのか?
どうして、山半分(33、8ヘクタール)も購入するのか?
㎡7800円、別荘地?
山の購入に、「立ち木補償」?
破産管財人が入った会社の土地を含め購入
約10億円で、購入・・・しかし、後、裁判で、「2億円」の価値と住民裁判の鑑定士さんの弁。
「鉛汚染土壌」の対策費用
硬い岩盤のため、発破工法に変更・・・と後から後からお金を注ぎ込むことに。
施設契約金額が、同時期、ほぼ同種同規模の枚方市の施設と比べて、約2倍。辛く見積もっても1、5倍。
この、施設契約に対して、「恐喝未遂事件」が起き、逮捕者の供述記録から、入札前にJFEが決まっていて、入札前に3000万円というお金が前田建設から、支払われていた・・・などの具体が書かれていた・・・このことは、この間お伝えしている通り。
3月27日金曜日、施設組合臨時議会があり、「企業に確かめた結果、そのような事実はなかった。」と報告があった。
「警察記録」が間違いなのか?
「検察庁」の取調べは、嘘なのか?
「虚偽」ということなら、そのことを正すべきだ。
明らかにすることが、説明責任を果たすことにつながる。
この間、「環境保全委員会」の会議記録を書き直したり、
工事中、鉛の汚濁水が、河川やダム湖に流れ込んだり・・・いろいろありすぎ。
そして、試運転の段になって、「施設組合基準の排ガス基準が守られない」ことが、明らかになって、ドタバタ・・・(--:)
今日、とても綺麗な青空の下、「竣工式」が行なわれた。
桜の花が、咲きはじめ・・・テープカットが、行なわれた。
豊能・能勢の美化センターの「ダイオキシン事故」。今も、高濃度汚染物は、滞留したまま。
新しい、「国崎クリーンセンター」は、民間委託で、運転される。
「灰溶融炉」は、安全なのか?
なぜ、管理費などが、高額?
疑問は、解決されず、本格運転に入っていく。
山の中、住民の目に触れにくいことの問題はないのか。
住民の安全・安心・・・健康。
守られなければならない。
しかし、問題点の指摘だけでは市民に不安をあおる逆効果も避けられません。
そろそろ来年の選挙に向けて共産党議員をもっと増やすような活動に脱皮して欲しい。そうでないと貴党の思いが絶対に実現できないことを原点に返って考えていただきたい。