4・25・・・JR尼崎線の事故
今日は、風があって・・・少し肌寒い日・・・。
夕方、JR尼崎駅まで出かけました。
お花を持ってJR尼崎駅を降り・・・駅員さんに頂いた解りにくい地図を見ながら、献花台まで行きました・・・。
JR尼崎の駅でも、行く道でも「事故」のこと「献花台」のことは一言もありません。
私は、毎年そのことだけでも、悲しくて寂しくなります。
誠意ってなんだろう・・・と。
駅前は、大型開発で立派な高いビルが建ち並んでいます。
そのビルを大きく周って、「献花台」につきます。
数人の方とすれ違いました。
あの日と同じ献花台・・・マンション・・・。
あの日から時が止まったままの方がある・・・
風が吹き・・・献花台のたくさんの花のセロハンがカサカサと音をたて、お線香の白い流れが広がっていく・・・忘れないで・・・と。覚えておいて・・・と。
なぜ、あの事故がおきたのか?
人間が壊されてはなりません。
JRの責任
同じようなことが多すぎるのではないでしょうか・・・。
今、残された私達にできることは何でしょう?
いのちを奪われ、人生を終わらざるをえなかった方の思いを
愛する人を失った心の内を
心やからだが傷つき、今なお癒えない闇を
あの時、生き延びたのに自らいのちを絶たなければならなかった無念を
時が流れなくなった方の時の移ろいを
記憶の隙間を
誰が埋めていくのか・・・
私達は、忘れてはならない・・・突然の悲劇を
人間は壊れてはならないことを。
あの日、夏のように暑い良いお天気でした。
今日も綺麗なハナミズキが咲き誇っています。