川西市立川西病院をつぶさないで(ーー;)
「診療体制の変更について(お知らせ)」という紙が机の上に・・・。
内科医師11名体制で診療していたが、4月末に1名、6月末に2名、8月末に1名(予定)の退職のため、時間外の救急患者の受け入れを制限するという。
耳鼻いんこう科は、7月から常勤医師が不在になるため月・水・金の午前のみ非常勤医師での対応になるという。
ひ尿器科は、7月から常勤医師1名体制になる・・・と。
市長名で、「ご理解いただきますように」と。
理解なんてできるはずがない。
危惧していたことが現実になっているからだ。
つい先週、議会最終日に議員協議会の場で、「病院の経営戦略のための理事が7月1日付けで勤務する」旨が紹介され、挨拶を聞いたところ・・・その時には、何の報告もなかった。
川西病院の地理的・周辺に病院がない・・・など地域の特性や必要性は、全く語られず、「赤字をなくす」ことばかりを語られた理事。
この間、「もともと小児科・産婦人科・救急医療・へき地医療など赤字部門があたりまえの自治体病院」の責務を無視して、「公立病院は、赤字なので、けしからん・・・」と国の自治体病院つぶしがはじまった。真の目的は、「国や自治体の責任放棄」だと感じる。
(医師不足・診療報酬の引き下げ・制度改悪による病院おいだし・医療費の負担増による受診抑制などの赤字原因は解消するどころかひどくしていることでもわかる)
民間移譲や廃院を含む計画作りがおこなわれ、川西病院も「独立行政法人化を視野にいれた計画」を提出。赤字をなくすことを目的にしたもの。
「消化器センター」を売り物にして・・・黒字化をめざす・・・といったが、医師数などを増やすでもなく、患者数だけどんどん増やす計画。
全国的に「独立行政法人化」をめざした病院は、現場が大きく混乱する・・・このことは、全戸ビラでもお伝えをしてきたとおり。病院機能や責務より「経営」に重きを置くこと、将来不安があるからだ。
この間、本来の川西病院の「自治体病院としての役割」を果たすべき・・・と追及してきた。
住民のいのちのとりでとして「自治体病院を拡充すべき」と、猪名川や豊能・能勢町の経営参加、バスの運行など提案もしてきた。
国や県に対して、「自治体病院をつぶすのではなく、赤字の原因を減らすよう意見を述べよ」と訴えてきた。
こんな大切なことを紙切れ一枚で伝える・・・それも今頃・・・。
なぜ、「理事」紹介の時に伝えなかったのか・・・。
ごみ焼却場の問題といい、中央北地区の開発の問題といい・・・この市はいったい住民をどう考えているのか・・・。自治体の責任はいったいどうなっているのか。
私達は、意思表示をしなければならない・・・黙っていれば、されていることを認め、賛成している・・・と誤解されるのだから。
「川西病院をつぶすことは絶対に許せない」
住民のいのちを守り、地域医療の拠点になること。医師や看護士、職員が働き甲斐をもって、自治体病院としての責務を果たすことができること・・・そのための改革が必要であって「赤字解消だけ」が目的であってはならない。絶対に・・・。
当地でも、銚子市立病院の閉鎖を巡って、市長のリコール騒動にまでなりました。
医療というのは、もちろん健全経営の努力は大切ですが、もともと『まず黒字ありき』という発想には馴染まないと思います。
患者さんの命のためには、採算度外視で必要な医療を提供する…といった判断も求められるからです。
民間ではなかなか難しかったりしますが、そのための公立病院ですよね!
もともと患者さんに巨額のベッド差額を負担させないと経営が成り立たないような、わずかな診療報酬しか設定してないのに、無茶な話です…
地域住民の命の寄りどころである公立病院を、守っていきたいですね!
コノ業界長くなりました。正直、公立病院はコスト削減のことなど考えていません。電気はつけっぱなしとか、必要以外のものを使っています。注射器1本いくらするとかの教育されていません。私が依然働いていた病院はほとんどのものに値段が書いていました。ロスがあると帳面に書かないといけません(ペナルティーなし)
これじゃあつぶれるのも時間の問題だともいます。
それに清和台方面からはすぐそこなのに、交通の便が悪く、駅からも遠いので流行るわけがありません。
消化器科なんってそこらじゅう売りにしている病院はあります。
そこに税金を使われるぐらいなら、閉鎖しても良いかと思います。
インフルのとき、かかりつけの高血圧の方が、薬をもらいに行って、門前払いをされ、紹介状もなしで別の病院に行かせるようなところなのです。コレでも公立病院か!!
そこに税金を使うなら、学校の机を綺麗にとか、遠距離通学の子に定期の支給とかあると思います。
ソレがいやで我が家は私学にいれました。
正直、川西市は裏切り物です。信用はしていません。
公立・自治体病院の果たすべき役割、公務員として働く医師や看護師、職員の役割・・・財政的なことも含めて考えていかなければなりませんね。
この間、新型インフルエンザの発熱外来などを考えても、「民間」ではなく、「公立病院」が受け入れました・・・患者負担を最小限にする努力をしながら、医療を提供する・・・本来の機能を果たすことができるように、国の政治の大本を変えていかなければなりません。
この間、良心的な民間病院もつぶされようとしていますから。
私達は、一番手をつながなければならないところで、分断されていますね。そしてそのことをとても巧みに利用されています。
医療の問題だけみても、高齢者は、金持ちだ・・・とか病院をサロンにしている・・・とか。3割負担が当たり前にされました。そしてとうとう障がい者にも1割負担。
すべての面で、公務員しかり・・・。
そして働く女性と専業主婦。
年金生活と生活保護。
母子家庭・・・変な平等論で、どんどん負担が増やされ悪くなっていきます。
もちろん、今の公務労働が住民の側にたって住民を守っているか・・・という点では、毎日闘っている私としては辛いものがあります。でも、本来の公務労働というのは、住民のための奉仕であるべきなのです。
今は、憲法違反の法律が多すぎます。そして、そのことがまかり通りすぎています。
私達の生活はすべて政治と関わっています。民意の反映・・・関心を示すこと、意思表示をすることが大切ですね。
身体に気をつけてくださいね(^^)v
どこからの情報でしょうか?
住民に医療の提供さえすれば、民間でも公立でも同じ・・・と言われる方がありますが、私な絶対にそうは思いません。
民間は、儲からなければ「経営」しないでしょう。赤字になる「患者」は診ないでしょう。
「経営」が成り立つための手立てを考えるでしょう・・・それは公立病院も同じことがいえますが、「病院」の側にたつのか?「患者」のがわにたちきるのか?はおのずと決まってくるでしょう。
公立たるゆえんです。
この国の医療は、「もうおしまい」さんの言われる「良心的医療」でなくなる仕組みになりましたね。
自民党・公明党の政治は、「社会保障」の根底を崩してしまいました。医師は、患者を治すもの・・・病院は、治療をしケアをするところ・・・この当たり前の責任を崩しました。
今、私達は、「いのちを守りきる」この当たり前の声を大きくしていきたいと思っています。
「数字」には表れない「効果」「病院としての責務」・・・このことを追及していきましょう。
連帯していくことが大切です。
私達は、微力だけれど無力ではない・・・私の好きな言葉です。
川西市の病院の問題・・・「中央北地区」への税金投入と大きく関わります。絶対に「川西病院」を潰さないようがんばりましょう(^^)