秋めいてきましたね(^^)
一般質問の3つめは、「国崎クリーンセンター」の管理・運営についてです。
この問題は、施設組合議会でもやっています。「ごみ焼却場」広域で運営しているので、組織が別扱いになっています。私はとても「無責任な体質」だと考えています(ーー;)
7月17日発行NO18の「森の泉」(新聞折込)で、平成21年4月から本格稼動がはじまったと報道されています。
「国崎クリーンセンター」建設地である川西市、負担金の約7割を支払う市として、住民の安全・安心を確保、責任を果たすべき市としてのあり方について質問しました。
①この間の「不適合事象」に対する市の見解・対応について
②運転・管理委託契約における「要求水準書」に満たない職員配置の実態に対しての市の見解・対応について
③住民の信頼を確保していく取り組みについて
◎施設組合から一方的に情報をもらうだけになっていないか、について
◎「不適合事象」の原因の中に当たり前の仕事を行っていないことに起因すること、教育の不徹底と思われることが多いこと、について
◎委託契約書に書かれていることの確認をなぜ行わないのか、について
◎住民の信頼を得るために様々な情報公開をどう具体化していくのかについて(施設組合と連携し、市としての情報公開(市役所や公民館などでのデーター等開示公開、広報紙、HP掲載)のあり方など)の点から質問しました。
部長答弁は、「施設組合が責任をもって適正に処理されている。」という言葉に終始するのですが、責任をもって委託企業と契約をしているのならばこのようなことは起こるはずがありません。
契約金額8億325万円。
委託契約書で、明確に「要求水準書」のとおり履行することが記載され、職員に課せられている「資格」「経験」。
焼却部門の責任者(現場総括副責任者)は資格・経験共になく、その下で、働く班長2人も経験なし。
そのことが判明したのが、この7月。
あわてて要求書を提出し、9月半ばに揃うらしい。
12月から運転をはじめて、約10ヶ月・・・契約違反のまますごしてきたことになる。
委託料は返還もさせず、そのままだという。
私は、この間「焼却炉」の運転を直営のまま守るべきだと追及してきたが、「高度な炉なので、専門的な人材が必要」と豪語し、委託にしてきた組合。と市。
7月までわからなかったということは、組合は、資格要件を記載しながら、必要な書類も提出させず、確認していなかったわけだ。
委託料の返還は?の問いに「運転していたから」と答弁する組合。
このようなことが「責任」を果たしていることなのか?
委託先だけではなく、現場は、「派遣」「請負」5企業の職員が働いている実態。職員の労働条件・指導・監督のあり方に問題はないのか?の質問にも「知らないが、十分されている」との答弁。
「知らない」で、何かあった時に誰が責任をとるのか?
逆に、「知らない」ことを隠れ蓑にしているのではないか。
この間の不適合事象の原因もあまりにもずさんである。
この事態をすべて知った上で「適正に処理されている」となぜ、答弁できるのか。
「企業」に「仕様書」通りの仕事をさせ、組合が当たり前の点検をしていたら起こらないようなことが起こっているではないか。
だいたい、川西の市長が「組合の管理者」なのだから、責任とってください。
企業に当たり前の仕事をさせてください。
住民の大切な税金ですからね(ーー;)
「本格稼動」にした責任は誰?
この焼却場は、能勢・豊能のダイオキシン事故が根本にあるのですからね。
住民の健康・安全・安心に責任を持ってくださいね。言葉だけでは困ります。
委託料・・・8億円ですからね。
返還しない方がおかしくないですか???