TPPは米国主導の過激な自由貿易でしかない(--;)
TPP(環太平洋連携協定)← ついこの前までは、(戦略)という言葉も入っていましたが
タイトルの「TPPは米国主導の過激な自由貿易でしかない」
これは、2月3日付けの日刊スポーツ「政界地獄耳」の記事「TPPにも疎いじゃ済まぬ」の中身です。(以下 記事より)
マニュフェストでの公約ではないものの「TPP推進」は菅首相の肝いり政策。
だが、肝いりなのは、経済立て直しの米国政府であって
日本にとって極めて慎重に扱われるべきテーマ
経団連は
「このままでは、世界の孤児になる。」とまで言っているが
どこまで理解しているのだろうか。
日本医師会副会長の中川氏は
「TPPへの参加によって、日本の医療に市場原理主義が持ち込まれ、最終的には国民皆保険制度の崩壊につながりかねない」と懸念を表明。
自由貿易圏はすべての国が同じ条件で市場を開放する。
ここでポイントになるのは
TPPの米国基準を満たすという一言。
米国基準が条件になる。
弁護士のTPPでは、米国の弁護士資格で日本に参入。
ところが、
日本の弁護士は基準を満たしていないので米国へ参入できない。
医師会もこういった不平等協定に危機感を募らせているのは同様だ。
「平成の開国と浮かれている菅はTPPにも疎いようだ」と記事は、結んである。
さて・・・「医師」や「看護師」だけではない・・・資格のない「介護」や「保育」などにも無資格の労働者が入ってくるとどうなる?
今でも大変な労働現場
日本の賃金を「1」とした時
「10分の1」
「100分の1」の労働者がどんどん入ってくることになる
日本の雇用は守れるか?
これ以上安い賃金と競争できるか?
それで国民は生活できるか?
「TPP」は、農業に大打撃を与えるだけではない。
(今の40%という食糧自給率は、この地球環境を考えた上でも大問題)
日本の国のすべてに大打撃を与えるのだ。
アメリカの州のひとつになるどころか、「売国」と揶揄されるのは
日本の国そのものが壊され
米軍の基地だけが大きくなっていくと危惧されているからだ。
アメリカは、日本の国のことなど考えていない。
アメリカの企業が儲かることしか考えていない。
この国の私達のいのちやくらしを守ってはくれない。
とうとう、兵庫県のJAも「TPP反対の署名」をはじめた
「乗り遅れる」
「開国」
で、いきますか?
自国の食糧は自国で
自国の労働者を守り、育てる
自国の社会経済状況を元気にする政策を
私達すべてに影響を与える「TPP」
協議の必要もありません