仕方のないことですか・・・?
まぶしく輝く太陽
初夏のような陽射し
連休前の1日
遠足へ向かうこども達
学校へ通う若者達
様々な用事で出かけるたくさんの人々
誰もそんなことが起こるなんて考えなかった
明るい陽をあびる車内
日常は一瞬で壊れた
一体何が起こったのか・・・
画面を観ても理解できなかった
突然人生を奪われた人
今なお心や身体の傷と向き合っている人
そのご家族
その周りの方
たくさんの人のその後を変えてしまった事故
今日は午前中
議会改革のための議会運営委員会があったので・・・
午後からJR尼崎の献花台まで出かけた
市役所でも9時18分に黙祷が行われた
ご冥福を祈り
1日も早く心と身体の傷が癒えますように・・・と
あれから7年
月日が流れているだろうか・・・
時を刻んでいるだろうか・・・
あの事故は
仕方のないことですか?
なぜ?
どうして?
そのことが明らかにされなければ報われない
もう二度と起こしてはならない事故だから
その教訓を大切にしなければ・・・
列車のアナウンスで流れる言葉
忘れてはならない・・・と
深々とお辞儀をされる社員さん
教訓は生かされていますか?
亡くなられた方に手向けられたたくさんの花
事故を背負って生きている方々への想い
仕方のないことなんてない
たったひとつの大切な命
たった一度の人生を一瞬にして奪ったのだから・・・
忘れてはならない
あの日
ひまわりのような太陽が笑っていました
「あの乗り物に乗ろう」って笑顔で待ち合わせたこども達
人間が壊されてはならない
温かい夕暮れ
新緑の葉っぱがあふれている
ひとりひとりが大切にされますように・・・
あの日、私の保育所時代のこども達が高校の遠足の日でした。情報をかき集め、連絡を取り合い、刻々と時間だけが過ぎていく辛さ・・・時と共に入ってくるあまりにも考えられない惨状・・・原因だとされる内容の理解しがたい事実・・・
人間が人間を壊し・・・壊されていく・・・
絶対に繰り返してはならないと強く感じています。
たくさんの方の人生を変えてしまったこの事故を教訓にしていかなければなりません・・・毎年献花台に行って自らを問うています。