新名神高速道路 箕面舗装工事(下止々呂美)で起きた事故について、大阪・兵庫国会議員と共に現地検証・・・。
清水ただし衆議院議員
たつみコータロー参議院議員
石川たえ大阪府議会議員
大嶺さやか茨木市議会議員
高尾靖子豊能町議会議員
そして・・・私
記者さんの計10名
6月19日(月)0時10分に起きた
新名神高速道路建設現場(箕面市下止々呂美)での死亡事故
現地に行って
事故説明・対応について
再三にわたる死亡事故への対策のあり方など
ネクスコ西日本・里深一浩建設事業部長から説明を受けました
クレーンを用いた敷鉄板敷設中に
900kgの鉄板が作業員(1次下請け社員)1名に落下
病院搬送後亡くなられました
事故の聞き取りがはじまっています
事故原因は
鉄板を敷設中にフックが外れたこと
鉄板敷設作業時
その下で整地作業を行っていた作業員が事故にあったこと
作業中のひとり一人の行動・作業手順書の内容確認など
詳細は現在検証中・・・
高槻JCTから神戸JCT間におけるクレーンを用いた舗装工事4件
作業を中止
安全点検実施中
昨年4月22日(金)有馬川橋橋桁落下事故で2名が死亡
5月19日(木)余野川仮受設備転倒事故
10月3日(月)には猪名川・広根第2架橋転落事故で1名が死亡
今回の事故で4度目
4人の方が亡くなられたことになります💦
本来の完成時期を2年前倒ししたことで
無理な体制・作業が行われているのではないか?!
疑問が呈されていました
しかし
今回もそのことは認めず
神戸の事故後
死亡事故など重大リスクの洗い出しや手順の見直しを行ったこと
猪名川の事故後
安全確認のための専任指導員を配置
統括責任者が毎日見回っているということでしたが
専任配置は高速道路約10㎞に一人配置されただけということ
事故当時「その現場に居なかった」ことが明らかに・・・
事故を繰り返し4人もの方が亡くなっている
など事の重大さを伝える質問などがだされました・・・
しかし
「クレーン作業が実際はどうなっていたのかわからない」
「なぜ下で作業していたのか調査中」
「作業手順の確認・過失なども調査」
と終始・・・
私も
下請けを含め様々な作業員が働いている中で
作業手順書の徹底など十分行われているのかと問うと
「朝礼や午後の危険防止活動(KY活動)を実施」
「ひとり一人の作業も確認している」との回答・・・
それなら
このような事故を繰り返すはずがありません!
丁寧な真相究明や問題の洗い出し・対策を行い
二度と再び事故を起こさないよう
強く求めお願いをしました
国としての事故防止策や雇用のあり方など
取り組みを進めていきたいと語り
私たち地方議員も
検証の確認や取り組みなどの情報収集を行い
国会議員団と連携をしていきたいと考えています
亡くなられた方のご冥福を心からお祈りします
写真(下)事故現場のトンネル
「東畦野トンネル」
手前に見える「鉄板」を敷設中の事故
(縦約3m、横約1.5m、厚さ約2.5cm、約900kg)
担当との懇談後
記者さん達から質問を受ける3議員
これからの取り組みなど語っておられました
堀内照文衆議院議員には
「ダイオキシン汚染廃棄物置き場」の問題の光風台の現場
一の鳥居駅のバリアフリーの問題を実際に見ていただきました
これからもしっかり連携して要求実現にむけてがんばっていきます