保育所をつぶさないで!
川西市には、この4月1日でも、保育所に入れないこども達が、約70名もいます。特に、年齢の低いこども達は翌年でも入りにくい状況があります。
それなのに、なぜ、廃園・・・保育所をつぶす必要があるのでしょうか。
何度、話しを聞いても、理解できません。
財政が厳しいから・・・民の活力を・・・バランスだとか何やかや言いますが、矛盾が矛盾をよんで、より理解できません。
財政が厳しい・・・この4年間で、川西市は何をしてきましたか?
障害をもった方や高齢者の方、母子家庭の方々の福祉金や医療費への補助、難病患者の方のお見舞い金を廃止。ざっと13億円。
高齢者交通費助成も廃止、その前は高齢者の祝い金を大幅削減。
弱い立場の方を「国以上、県以上はやらない」とばっさり切ってきました。
こども達の保育料は幼稚園も保育所も値上げ、「平等」と私立幼稚園就園奨励費を削減。
毎年、下水道があがり、水道が値上げ。今年も基本料金の値上げです。
その陰で、皮革工場の下水道代は約7億円も全額免除してきました。
前処理施設費用は、毎年約7億円から8億円は市が負担し続けてきました。ゼロか百か・・・といって、皮革工場をやめてもらう補償費は、予定では57億円だったものが、わざわざ、川西市の基準までつくり、約89億円にふくれあがりました。
来年は、補償費も含めた借金の返済が約9億円。この3年間は皮革工場の土地を約3億円で借りています。国体があるから・・・とかいっていたのに、まだまだ、借りつづけるようです。
早く・・・といって、公の土地の汚染土壌対策費用が今年約3億円。民間は「お金の負担が大きいから」と汚染土壌対策は未定です。
公の土地は、土を入れたり、アスファルトにしていたので、急いで対策する必要はなかったのに。何年もほったらかしていたのに。
ごくごく一部には、湯水のように税金をつぎ込みながら、弱者は切り捨てていく・・・これでは、自治体ではありません。
保育所の建設だって同じです。
なんで、保育所の密集地で、また建設?
なんで、まだ十分使える建物を1900万円も使って解体?1100万の補助金を国に返してまで・・・それだけでなく、その解体のために玉突きの引越・・・。
どうして、そこまでして、その場所に建てたいの?
約2億円の土地を無償貸与(3年間・その後も2%で貸す)までして。
公共事業の公平なんて、あったものじゃない。透明性なんて・・・。
ごみ焼却場の建設も同じです。土地の購入、契約費用・・・。
保育所をつぶさないで。
こどもをいじめないで・・・保護者を悲しませないで。
12日水曜日、午前10時から、厚生経済委員会で、保育所を廃園する議案が審査されます。
ぜひ、傍聴にきてください。
ぜひ、「保育所をつぶさないで・・・」という声をこの書き込みにも入れてください。
保育所は地域の宝です。
公立の保育所の必要性は今、より一層求められています。
こども達の笑顔を奪わないでください。
保護者の思いや願いを大切にしてください。