保育所の廃園 パート2 \(`o'")
うんと秋らしくなりました。
委員会の報告だけは…と短い文章でブログに書きましたが。さすがにヘコんでいます。
大きな声で挨拶をしても、笑顔をつくっても、時間がかかりそうです。
でも、伝えなければいけないから・・・。
それができるだけたくさんの方々に伝わっていくことが大切だと思うので。
ひとつの保育所をつぶす…そのことが、どれぐらいひどいことか。
点でみると、たいした事ない・・・と感じられる方もあるかもわかりませんが、線で、面で、ぜひ、みてください。税金の使い方を。
そして、決められていくことを・・・。
どうして、ケタ違いの税金は、ザルで水をすくうように流しながら、高齢者や障害者、こどもを切っていくのでしょう。
議会は、議員が賛成をしなければ、決まりません。
27日木曜日が最終本会議。
今、反対討論の通告をしてきました。
ぜひ、傍聴においでください。
私は一番素晴らしい職場だと誇りに思っています。保育所が…。きっと、皆さんも自分の職場をそう感じていらっしゃるでしょう。
とても、幸せなことですね。きっと(^^)
保育所や病院、様々な福祉施設は、なぜ、ほとんどが公的なものだったか知っていますか?
民間では、儲からない。不採算なものだった歴史があるからです。ですから、国がそれなりの予算を組んできたのです。
今、国がお金を出さないように、企業が儲けのために・・・と「民間」「民間」というようになりました。
お金を出さない。そのかわり、「規制緩和」という言葉を使って、民間が経営参加しやすいようになりました。
保育所なら、すべり台がなくても良いよ・・・とか、保育所で調理しなくても良いよ・・・とか。誰でもどこでも、保育所が営業できるようになったのです。
そのおかげで、こどものために、と頑張っている保育所は経営がとても大変です。働いていらっしゃる職員の方々の勤務は時間も給料も大変です。
そして、ベビーホテルのような所も増えました。事故は、認可園の約20倍の死亡率。川西市内でも保険にも入っていない所もあることがわかりました。
だから、私は、市の責任でこどもを守る施策をつくって!そのための予算をつけて・・・と要求し続けています。
もちろん、国に対しても。
川西市でも、一番最初の民間認可園は、「虐待があったのでは」「規定の半分以下の量の食事」などの問題で、裁判がありました。
裁判所は、その事実を認めながらも「違法ではない」という結論をだしましたが、保護者の方は「こどもの権利」をめぐって、提訴されています。
「公的保育」が問われています。全てのこども達に、大人が、自治体が、国が責任を持つことです。
今、川西市は、保育事業に16億円使っているそうです。
でも、皮革工場の補償費などの借金返済は、来年だけで約9億円。川西市独自基準まで作って、補償費は、35億円も値上がりしました。30年も返済し続けます。その利子だけで、92億円ほど・・・変動金利ですから、まだまだ上がるかも。
皮革工場の土地は国体だから・・・と3年間、約3億円で借りてあげていましたが、また、借りてあげるようですよ。補償費をてんこ盛りだしているのに。その土地を買ってあげるのでは???といううわさも。
ごみ焼却場の土地も予定の3倍の広さ、33.8ヘクタールも買ってあげました。約10億円の土地は「たった2億円」という鑑定結果で、裁判が10月30日に結審。判決がでます。
お金がない・・・といいながら、ごく一部の限られた方々には、億の単位で税金が渡されていきます。
その陰で、福祉金や医療費への補助などばっさり・・・約13億円分。
この、栄保育所をつぶすために、どれだけの税金がつぎ込まれたか。
待機児童の数や特別保育をするためにも、つぶす必要は全くありません。だって、屋根や壁もきれいにして、プールだってきれいになりました。トイレも床も。
旧桜ヶ丘幼稚園の跡地も。
聞けば聞くほど、納得できない廃園。
市の財産をわざわざつぶすもったいなさ。
40年の保育所の歴史や文化、財産。築くのは大変ですが、壊すのはあっという間。だからこそ、残し、生かしていかなければ、地域の子育てセンターとして。
書き込み、ありがとうございます。本当に感謝します。
皆さんから、意見を聞かせていただくから、頑張れます。本当にありがとう。
また、パート3も書きますね(^^)
保育所の廃園が委員会で決まった日、柴生前市長に、川西開発(第3セクター、半分は川西市が出資)から、3000万円を超える退職慰労金が支払われていることがわかりました。
市長の退職金は出てるでしょう!
市長が社長だった会社。普通に頑張っている公務員ばかりが攻撃を受けて、「民間」「民間」の大合唱。
何か、ごまかされていませんか?目がそちらにむかないように・・・。
民間園では、保育拒否が問題に・・・。
自治体が責任をとる、公務労働をもう一度、しっかり考えていきましょう。
自己責任、自助努力でやっていけますか?
福祉の世界にその言葉がなじみますか?
ケタ違いの税金の使い方。チェックしましょう。