2017年 05月 24日 ( 3 )










視察2日目・・・岐阜県多治見市(人口約11万人)
(川西市約16万人)
今回の視察目的・・・多治見市民病院の指定管理者制度について
なぜ指定管理者制度の導入に至ったのか・・・
制度の概要や経営状況
制度移行への課題及び対応について
現状の到達と課題について
など・・・限られた時間でしたが
説明を受け
質問させていただきました
私感・・・川西病院も多治見市民病院も平成13年度まで黒字
その頃から国のなりもの入りの「行財政改革推進」が吹き荒れ
「公務員バッシング」が繰り広げられました💦
川西市でも職員を減らすことばかりに傾いたのがこの頃です
そして・・・
自治体病院は国の医療制度の改悪と共に全国的に「赤字化」がスタート
(国からの交付金の算定額がいっきに減額されていきました)
独立行政法人化
民営化
廃止・・・
それでもふんばった自治体は「医師の研修医制度」の導入で大きな痛手を受けます
(医師確保ができなくなっていった)
川西市も同じ・・・
その当時「国の制度」を批判し
「住民本位の政治」を行えるよう
国に対して意見を述べるよう伝え続けましたが
残念ながら・・・ほとんどの「自治体」が「丸のみ」💦
その状況下で・・・多治見市民病院は「入院稼働率」5割となります
毎年3億5000万円一般会計から繰り入れ(政策部門分は1億4~5000万円)
利用料金制の指定管理者制度導入ですから儲けは全て民間病院へ
現在
今までの3億5000万円を上限に「様々な約束」事を作っておられます
(川西病院はよく踏ん張りました・現在もがんばっています)
職員130人の退職
3分の1は「指定管理」病院へ・・・
3分の1は「市役所」へ引き上げ・・・
3分の1は「他」へ移ったそうです💦
その後の「後追い調査」はされていません
関連業務に従事されていた方々はどれほど居られたことでしょう
まだまだ聴きたいことがたくさんありましたが
貴重な発言を頂戴した・・・と考えています
本当に2日間お世話になりました
勉強させていただいたこと
しっかり役にたてていきたい
もっともっと学んでいきたいと考えています

キャラクターの「うながっぱ」君
やなせたかしさん・・・なんだかわかりますね
あっちこっちに居ました
ウナギとかっぱ・・・だそうですヽ(^。^)ノ